仕事帰りや旅先で、気になったお店にふらりと入ってみたい。誰かと約束していなくても、もっと気軽に飲みに行きたい。そんな風に「ひとり飲み」を楽しむ女性が増えています。 自由にマイペースに楽しめる、女性のひとり飲みにぴったりなお店をご紹介します。

駒場東大前の人気食堂『菱田屋』の居酒屋『菱田屋酒場』でグルメなひとり飲みを堪能

※営業時間・定休日・メニュー等が変更となる場合があります。詳細は店舗までご確認をお願いいたします。

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老舗食堂『菱田屋』の人気メニューを楽しめる、夢のような居酒屋

東京・目黒区の駒場東大前で100年以上も続く老舗食堂『菱田屋』。
豚肉生姜焼き」や「鶏唐揚げ」といった名物メニューで知られる定食はおいしくてボリューム満点。メディアや口コミでも評判となり、駒場東大前という閑静な街にありながら、1日の来店数は300人にもなるという人気店。店の前には連日行列が絶えません

駒場東大前「菱田屋酒場」外観イメージ

2021年7月にオープンした『菱田屋酒場』は、その『菱田屋』のすぐ近くに位置する姉妹店。
『菱田屋』の味を気軽に楽しめる居酒屋として誕生し、こちらもあっという間に人気店に。

駒場東大前「菱田屋酒場」店主イメージ

厨房で腕を振るうのは、『菱田屋5代目店主の菱田アキラさん
がっしりとした体格と屈託のない笑顔、その風貌から、いかにもおいしい料理を作る人のオーラが感じられます。

菱田屋の定食はボリューム満点でお腹いっぱいになれるのが自慢。でも一方で、菱田屋の料理でお酒を飲みたい、少しずついろいろな料理を食べたい、というお客さまの声も以前から聞いていたんです。それなら、ひと皿のポーションを少なめにした菱田屋のつまみで飲める場所を作れたらと思って」と、『菱田屋酒場』誕生の経緯を教えていただきました。

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オープンキッチンの立ち飲みカウンターはひとり飲みにぴったり

駒場東大前「菱田屋酒場」店内イメージ

木の質感を生かした店内はシンプルですっきり、落ち着いた雰囲気。
14席のテーブル席のほか、キッチンに面した立ち飲みのカウンターもあり

駒場東大前「菱田屋酒場」店内イメージ

お店は基本的に予約制ですが、立ち飲みカウンターに空きがある場合は予約していなくても入店可能です。
気軽にひとり飲みを楽しむならカウンターがぴったり

駒場東大前「菱田屋酒場」外観イメージ

ちなみに店の外側にもカウンターが設えてあり、温かい季節は外で飲むのも気持ちよさそう
カウンターでサクッと飲んだり、テーブルで本を読みながらゆっくり過ごしたり、思い思いのスタイルでひとり飲みを楽しむ女性客も多いそうです。

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5代目店主・菱田アキラさんのこだわりが詰まった絶品おつまみは目移り必至

店内の壁に掛けられた黒板には、刺身や煮込みなど居酒屋の定番メニューを始め、和洋中幅広いラインナップ。
鶏唐揚げ」や「肉焼売」「焼餃子」といった『菱田屋』の定番人気メニューから、菱田さんが考案したオリジナルメニューまで揃い、何を食べようかと悩むこと必至。

こういう料理でお酒を飲んでほしい、と思うものをお出ししています」との菱田さんの言葉通り、どれもお酒に合いそう、かつ絶対おいしそう!と確信するものばかり。

あの菱田屋の料理をお酒と一緒にゆっくり楽しめるとは、酒場好き&食いしん坊にとって、まさに夢のような空間です。

駒場東大前「菱田屋酒場」店主イメージ

ここは菱田屋のラボというか、研究室のような場所ですね。新しいメニューの試作をしたり、これまで食堂のほうでは出せなかった料理にも積極的に挑戦しています」という菱田さん。

たとえば低温調理器でレバテキやローストビーフを作ったり、ハンバーグは肉質や部位によってソースを変えたり…と料理について熱く語る菱田さんからは「とにかく料理が大好き」というエネルギーが伝わってきます。休日は人気店や気になるお店を訪れ、飲食店のリサーチや新メニューの探求にも余念がありません。

ちなみに菱田屋の名物「豚肉生姜焼き」は、こちらにはあえて置いていないとのこと。しっかりご飯を食べるなら『菱田屋』、ゆっくり飲みたいときは『菱田屋酒場』と、シーンで使い分けるお客さまが多いようです。

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名物・肉焼売から特大エビフライまで、ハイレベルな居酒屋料理を堪能!

駒場東大前「菱田屋酒場」の「肉焼売」

まずは、食堂『菱田屋』の人気メニューでもある「肉焼売」660円。
注文を受けてから、特注の厚めの皮でタネを包んで蒸し上げます。

豚肩ロースの塊肉を包丁で叩いて作る焼売は、肉がみっしりぎっしり詰まってものすごい食べ応え!
1個の大きさが赤ちゃんの握りこぶしほどもあり、噛むと肉の旨みと玉ネギの甘みがいっぱいに広がります。

肉々しさのパンチが半端ない焼売と合わせるべきお酒は、やっぱりビール。
生ビールは「キリン一番搾り」。押し寄せる焼売の肉汁をビールの炭酸とほろ苦さががっちり受け止めます。この組み合わせ、至福すぎる。

ちなみに、お酒はビールを始め日本酒や本格焼酎、自然派ワイン、サワー系まで充実。
焼売やメンチカツは、おひとり様なら1個からでも注文可能だそう。

駒場東大前「菱田屋酒場」の「特大ジャンボエビフライ」

そしてインパクト絶大な「特大ジャンボエビフライ」1本990円 は、長さが30センチ近くもある天然ホワイトタイガーを使用。
目の前に登場した瞬間、自分の目の遠近感が狂ったのかと錯覚しそうな、思わず目を見張る巨大なエビフライです。

箸で持ち上げるのが困難なほどの、ここまで大きなエビフライにはなかなか出合えません。サクサクで軽い衣の中にはホクホクの海老、身には味噌も詰まっており満足感たっぷり。

駒場東大前「菱田屋酒場」の「自家製からすみブロッコリー」

シンプルながら贅沢な味わいの「自家製からすみブロッコリー」880円 は箸休めにぴったり。
雪のようにこんもりと積もったからすみは、ミモザの花のように色鮮やか。
濃厚でまろやかな自家製からすみとオリーブオイルの風味が絶妙に調和して、ワインにもぴったりな一品。

駒場東大前「菱田屋酒場」の「牛すじ塩煮込み」

牛すじ塩煮込み」660円 は醤油味ではなく、すっきりとした塩味がポイント。
大根やこんにゃくに牛の濃厚なスープが染みて、とろっとろに煮えた牛すじ肉がたまりません。添えられた柚子胡椒も相性抜群。

ほかにも、芝浦の食肉市場で仕入れる黒毛和牛や、豊洲市場のマグロ専門仲卸「やま幸」のマグロ刺身など、極上の食材を使った贅沢なメニューを味わえるのも『菱田屋酒場』の魅力。

おなじみの酒の肴から、ちょっとごちそう感のある料理まで充実のラインナップは、菱田さん曰く「庶民的なお店と高級店のいいとこ取り」。たしかに、食の経験値の高い大人も納得のハイレベルな居酒屋です。

駒場東大前「菱田屋酒場」料理イメージ

エビフライや焼売、煮込みなど、おなじみのメニューも菱田さんの手にかかるとワンランク上のおいしさに変身するのは見事。
誰もが知っている料理を、どこまでおいしく極められるか。高価な食材を使えばいいということじゃなく、その料理に合う素材を選んで的確に調理すれば、シンプルに作るのが一番おいしいんです」。
積み重ねた経験による技とセンス、一つひとつの料理をとことん突き詰めた料理哲学に、菱田さんの料理のおいしさの理由があるように感じました。

菱田屋酒場』のメニューは素材の旬やアイデア次第でどんどん変わっていくので、訪れるたびに新しい料理に出合えるのも大きな楽しみ。
こんなグルメな居酒屋を知っていたら、ひとり飲みの楽しさもぐんとアップするに違いありません。

店舗情報
ヒシダヤサカバ
菱田屋酒場
電話をかける
電話番号:050-3743-7433
目黒区駒場1-11-12 クレリオール佐野101
京王井の頭線 駒場東大前駅 東口より徒歩3分
2,000円~3,000円
定休日 日・祝
営業時間 17:00〜22:00(L.O.21:30)
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