“世界一安いミシュランレストラン”!香港からやってきた点心専門店
『添好運(ティム・ホー・ワン)』4/8オープン!
『東京ミッドタウン日比谷』がオープンし、いま話題の日比谷。
演劇の街・映画の街といわれるこの街のシンボルのひとつ、ゴジラ像も新しくなりました。
そして、そのゴジラ像のある広場『ゴジラスクエア』前に、注目のレストランがオープン。
美食の街・香港でミシュランの1つ星を獲得した点心専門店『添好運(ティム・ホー・ワン)』。“世界一安いミシュランレストラン”としても有名です。4年連続で3つ星を獲得した『フォーシーズンズホテル香港』の広東料理店『龍景軒』の点心師を務めたMakシェフとパートナーのLeungシェフが2009年に独立したお店。3つ星レベルの点心を日常的な価格で楽しめるとして、国内外から多くの人が訪れる人気店となり、アジア、オーストラリア、アメリカでも展開中です。
どれくらいリーズナブルかというと、メニューは単品380~680円(税抜)。客単価は2,200円というから驚きです。
どんなお店なのか、気になりますよね。
場所は『日比谷シャンテ別館』1階。ロゴの入った外観は意外とシックで、一面ガラス張りです。店内はテーブル席。ボックス席も2卓あります。雲のような網のオブジェがかわいい。活気あふれる厨房で丁寧に手作りしている様子も眺められます。
メニューは料理24種(菜、ライスロール、揚げ点心、ベイクド、焼き点心、蒸し点心、蒸しご飯、お粥)、デザート3種、ドリンク10種。すべて本店同様に、2人のシェフによるオリジナルレシピ。
各テーブルに配られたオーダー表に記入してスタッフに渡します。ランチョンマットになっているメニューを眺めながらしばし悩む・・・。料理の提供スピードは速いので、一度にあまり欲張らないほうがいいかも。
卓上には保温ポットがおいてあり、プーアールティーが入っています。(席料10%に含まれています)。もちろん、生ビールや青島ビール、ハイボールなども用意。
それでは、数あるメニューの中でも「四大」人気メニューから紹介。 ※価格は全て税抜
■「ベイクド チャーシューバオ」(3個)580円
手のひらサイズのメロンパン(香港でいうパイナップルパン)サクサクのビスケット、ふわふわのパン、中からとろ~り餡とゴロゴロチャーシュー。
■「大根餅」 (3個)480円
表面はパリッと香ばしく、中はモチモチ不思議な食感。干し海老の味がしっかり。お好みで豆板醤ダレを付けて。
■「海老と黄ニラのチョンファン」(3本)580円
食材を米粉の皮で包んで蒸した「腸粉」。トロっととろけそうな皮の中にはプリップリの海老と香り高い黄ニラ。黒酢ベースのタレをたっぷりかけていただきます。
■「マーライコウ」480円
いわゆる蒸しパン。ふわっふわ、しっとり食感でいくつでも食べられそう。
そのほか、実際にいただいたメニューをご紹介しましょう。
■「ポークのワンタン 香辣黒酢」580円
豚肉の詰まったワンタンはちゅるんとした食感。芳醇な黒酢のタレに、パクチー、赤唐辛子がアクセント
■「白身魚とポークの甘長唐辛子焼き」680円
唐辛子はその名のとおり辛くなくピーマンのよう。白身魚と豚肉の甘味で優しい味に
■「チャーシューのチョンファン」(3本)680円
香港スタイルのチャーシューなので、ほんのり赤く甘めの味付け。とろっと崩れそうなので、レンゲ必須!
■「キノコと竹の子の揚げ春巻」580円
蒸し点心が多いので、揚げ点心を挟むとアクセントになってオススメ。タケノコのシャキシャキした食感がポイント
■「7種野菜の蒸し餃子」(3個)480円
こんなに透けるほど美しい餃子の皮は初めてかも。細かく刻んだ野菜がたっぷり。あっさりめですが、しっかりと野菜の旨味が出ています
■「海老とニラの蒸し餃子」(3個)580円
プリッとした海老と爽やかな風味のニラが特徴。定番の美味しさ
■「鶏足の香港式煮込 アワビソース」580円
見た目にちょっとビックリするかも。コラーゲンたっぷりで滋味深い味わいなので、女性に人気
■「スペアリブの蒸しご飯」580円
骨付きのスペアリブがご飯の上にみっしり。甘めのタレの味がご飯にも染み込んで、思わず掻き込んで食べたくなる!
■「ミルクフライ」380円
ミルクゼリーに衣をつけて揚げたフリッターのようなお菓子
■「キンモクセイとクコの実ゼリー」380円
キンモクセイの香りがふわーっと広がるゼリー。口の中がさっぱりするので、〆のデザートにぴったり
さすがにこれだけ食べるとお腹がはちきれそう。目安としては女性2人で10品くらいがちょうどいいくらいですね。
その他の気になる料理としては、「温レタス」480円、「スペアリブの豆鼓蒸し」580円、「蓮の葉ちまき」680円、「塩豚のお粥 ピータンと塩卵入り」480円など。一部のメニューはテイクアウトも可能だそう。お店の外にはテイクアウト専用の窓口もあります。
日本人好みに味付けを変えたりせず、あえて本場そのままの味で提供。香港でいただくのと変わらないということです。“世界一安いミシュランレストラン”をぜひ体験してみてください。なお、予約はできませんので、行列覚悟で!
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