料亭のような和空間で本格広東料理を堪能
大人の隠れ家チャイニーズ
恵比寿中華 泰山(たいざん)
「中華料理」と聞いてすぐに連想するのは、円卓と大皿。
最初に主賓が料理をとったら、その後は時計回りに進めて…。
あまり取り過ぎて、最後の人の分が少なかったらどうしよう…。
好きな料理が残っているけど、全部食べきるのは恥ずかしいし…。
円卓も、大皿も、マナーは知っていても、日本人には高いハードル。
家族くらいに親しい人でない限り、なかなか難しいところも正直あります。
とはいえ、やっぱり「中華料理」を食べたいときがあるのも事実。
では、どうすればいいの?
そんな悩みを解決してくれるお店が『恵比寿中華 泰山(たいざん)』。
2020年2月5日にオープンしたばかりの新店です。
場所は、JR恵比寿駅の東口から徒歩5分ほどのところ。
恵比寿四丁目交差点から少し入った道沿いにある建物の2階です。
駅前の喧騒から離れた、落ち着いた印象の街並みも魅力的。
店内は、4席のカウンター以外、すべて個室で構成。
2名個室、4名個室×2部屋、8名個室の計22席を設けています。
しかも、インテリアは「中華」というより「和」の落ち着いた雰囲気。
料亭のような高級感漂う内装は、接待などのビジネスシーンにもぴったり。
そして、一番の特徴が、日本文化をふんだんに取り入れているところ。
・料理を運ぶ女将は、「洋装」ではなく「和装」。
・料理は「九谷焼」に盛り付けて提供。
・大皿ではなく、懐石料理のように、各人に一品ずつ提供。
さらに「中華料理」の伝統を踏まえながらも、日本の旬食材で調理。
日本文化と融合した新感覚の「中華料理」を楽しむことができます。
それでは、レセプションでいただいたメニューを紹介しましょう。
■「中国前菜の五種盛り合わせ」
(手前から時計回りで)
「ホワイトアスパラ自家製XO醤」
ホワイトアスパラでつくる豆腐とXO醤が相性抜群の料理。
「大山鶏のよだれソース」
鳥取県の銘柄鶏「大山鶏」を豆板醤ソースで仕上げたひと品。
「帆立貝柱の紹興酒漬け卵黄」
帆立貝を3日間、紹興酒に漬け込んでつくる贅沢なメニュー。
「美明豚釜焼きチャーシュー」
きめ細やかな肉質と、しっとりやわらかい食感が特徴の逸品。
「黒糖ピーカンナッツ」
ローストしたナッツを黒糖で和えた、お菓子のようなひと品。
■「ホタルイカと春野菜の春巻き」
「うるい」と「大黒しめじ」、そして「ホタルイカ」を包んで、ゴマ油で揚げたひと品。サクッとした食感が印象的。好みで「スダチ」を絞っていただきます。
■「春竹の子と蛤の上湯スープ」
丸鶏や牛肉、豚肉などを長時間煮込んだ、上質な味わいの「上湯スープ」に合わせるのは「春竹の子」と「蛤」。やさしい味わいが、ゆっくりカラダに染み込みます。
■「真鯛の香り蒸し ふき味噌豆鼓と桜の香り」
ふんわりと蒸し上げた「真鯛」は、厚みもしっかりあって旨味もたっぷり。少し苦みのある「ふき味噌」と「つぼみな」が、春らしさを添えてくれるひと品です。
■「牛ホホ肉の青島ビール柔らか煮込み」
「青島ビール」でじっくり煮込んだ「牛ホホ肉」は、箸を入れるとスッと切れるほど柔らか。もちろん旨味も凝縮されています。「紫芋」とのコントラストもキレイ。
■「蓮の葉で包んだアサリとピータンのおこわ」
「ピータン」が苦手な人でも、間違いなく好きになるひと品。「アサリ」のほかに入っている、「ガリ」と「腸詰」が、美味しい味わいのアクセントに。
■「杏仁豆腐甘夏ソース」
さっぱりとした上品な甘味の「甘夏ソース」が食後にぴったりのデザート。杏の種からつくる本格的な「杏仁豆腐」は、おいしさもひとしお。
料理長の菅野能仁氏は、銀座の『赤坂離宮』を始め、横浜中華街の名店などで研鑽を積んだ人物。
「日本の四季に合ったメニューづくりを心がけています。日本人に合った中華料理なら、最後まで飽きられずに食べてもらえると思いますから」
なお、今回いただいたメニュー以外のコース料理もご紹介します。
■「ディナーコース 水晶」(6,600円)
■「ディナーコース 翡翠」(8,800円)
■「ランチコース」(3,800円)
■「ランチ/四川麻婆土鍋セット」(1,700円)
これまで、ありそうで無かった、日本文化と融合した新感覚の「中華料理」。
友人同士から、ビジネスでの会食まで、一度訪れてみてはいかがでしょう。
きっと「一番のお気に入り」になるはずですから。
店名 | 恵比寿中華 泰山(たいざん) |
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住所 | 東京都渋谷区恵比寿4-10-8 orange恵比寿 2F |
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電話 | 03-5422-7944 |
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営業時間 | 11:30~14:30(L.O.14:00)、18:00~23:00(L.O.22:00) |
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定休日 | 日祝 |
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情報は2020年2月25日現在のものです。
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